当医院のモットーは“治療より予防!”

2. インプラント インプラント以外の治療法

歯を失うとインプラント、ブリッジ, 入れ歯の3種類の治療方法があります。歯は、毎日の食事だけでなく、会話するとき、すてきな笑顔を作るときに必要です。 それぞれにメリット、デメリットを知ったうえで快適に楽しく暮らしていける治療法を選択すべきです。

ブリッジとの比較

歯を1,2本失ったら、健康保険が適用され、早く仕上がるので、ブリッジを選択される患者様が多くいらしゃいます。ブリッジとは、歯を失ったところの前後の歯を削り、橋を渡すように人工歯をかぶせる治療です。メリットは固定式ですから、入れ歯のように取り外すわずらわしさなく違和感はありません。

しかし、問題はむし歯でもない2本の健康な歯を削らなければならないことです。削り方によっては、神経をとることもあります。 また、2本の歯で、3本分の力の負担がかかりますので、1,5倍の負担過重になります。

いったん、削ってしまった歯はむし歯になりやすいため、やり直しになることもあります。 つまり、健康な歯を犠牲にしてしまう治療なのです。 その点インプラントは、歯を削る必要はなく、単独で機能し、審美的にも自分の歯と同じようにすることができるのであらゆる点でインプラントに優位性があります。

入れ歯との比較

ブリッジで対応できない場合入れ歯になります。ブリッジのように歯を削る必要はありません。また、インプラントのように手術もないのでどんな方でも手軽に受けられる治療です。入れ歯は健康な歯にクラスプというバネをかけて固定します。固定された歯は、長く使用していると力の負担がかりグラグラしたり、痛くなったりします。 クラスプが見えて恥ずかしい、かっこ悪いという声もあります。 思うように発音できず、口数が減ったと嘆く方もいます。さらに、入れ歯は、咬む力が弱いので食べものの好みが変わったという方もいます。
インプラントは、こうした入れ歯の問題点をすべて解決してくれます。取り外して毎回清掃する必要もないし、ほかの歯に負担をかけることもありません。自分の歯のように咬めるのですから、こんなすばらしい治療はないと思います。

それでは、私が考えるインプラントのデメリットとは、健康保険が利かない、安全ですが、手術が伴う、お手入れが悪いと自分の歯と同じようにだめになることもあります。

私はインプラントに必ずしもこだわっていません。

先日も、80代の女性の患者様に総入れ歯を新調したら「大変おいしく食事ができる」と喜んでおられました。 そのために、患者さまに喜んでいただけるように入れ歯の技術にも力をいれてきました。 あらゆる患者様の要望にこたえられるよう総合力で治療しています。
これからも、最後まで責任もって1人の患者様を診ていきます。

ご自分が将来どのようになりたいか、決断して下さい。

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